うずらの有精卵販売 タイデス代理店

うずらの孵化方法(温冷蔵庫の場合)

うずらの孵化方法

※注意
ここに記載されている文章は本人の経験上に基づいて記載されたものです。専門家のご意見と相違が生じる場合が御座いますので、そこはご自身の判断にて実行してください。

・受精した卵に胚を発生させなければなりません。
胚の発生はヒートショック+転卵で始まります。
ここでいうヒートショックとは室温から37〜38℃に環境温度が上がることです。
(つまり孵化器なり温冷庫なりに入れることです)
また初期の転卵も胚の発生のショックになりますが、ここで言う「ショック」とは乱暴に転がす事ではありません。
転卵は出来るだけそっと右回転、左回転と行うと良いでしょう。
転がすインターバルは諸説ありますが、私の場合に限れば初期の頃(初日から2日目)は3時間に1度行っています。
温冷庫の環境は
・下段にコップ水(にんにくのネットを被せる)←落下、溺死を予防する
・中断にプラバット(100均で購入)をおき、その上にシュレッダーの紙くずを敷いてクッションとしています。
(コロコロと転がらず効果的。これは鉄板のお約束です。籾殻やウッドチップでも代用可能)
・上段には消臭キムコとPCの電動ファン(庫内の温度の攪拌のため)無ければ無しで我慢
3〜15日(コリンうずらの場合は21日目)
・転卵のインターバルは諸説あるようですが、私は6時間程度で行っています。
コツとしては、出来るだけそ〜〜〜〜〜っと、そして、温度が下がらないように手早く行うことです。
15日(コリンの場合は21日)以降
・絶対にパタパタと開け閉めしない。この時期の死篭りは殆どが凍死や温度変化についていけなくて死んでしまう。
又、【死篭りの90%はこの時期です】
・孵化が始まると鳴き声が聞こえます。
すぐに手にとって触りたいですね。
でもちょっと待った!
孵化後、1〜2時間は孵化器から出さないで、羽根の乾燥を待ちましょう。
--多分あること---
・18日経過したのだが産まれて来ない
人間と同じで個体差があります。
私の所での最長記録は22日でしたので、それまでお情けを下さい。
・殻に皹が入り鳴き声がするのだが産まれて来ない。
産まれて来れない子はそういう運命です。
手を差し伸べて少しずつ殻を剥いてやる者も居るようですが、愚の骨頂でお利巧ではありません。
必ず弱かったり、足や首に障害がある子が産まれます。
それでも助けたかったら、卵に穴が開いたら24時間経過後に少しずつ殻を【尖っていない丸いほう】から剥いてあげましょう。
(必ずちょっとずつですよ)
血が出たらストップ!再度放置、6時間後再度行ってください。
ですが、この行為は弱い個体の遺伝子を残すと言う神様への冒涜です。
孵化出来なければ出来ないで「オオトリ様」という神様になる存在ですので、心してから行ってください。
・殻を剥いて助かった(成長した)例は少ないです。
・私も殻を剥いて助けようとし、何度も泣いている馬鹿です。
・孵化器を出したらとにかく保温、保湿。保湿はスポンジに水を含ませて皿の上に転がしておく。
餌は私の場合は乾燥したままの粉を与えています。
練り状だとあっという間に発酵してしまい、雛たちが醸されてしまいます。
レタスのミジンキリは3日程度経過したらあげます。
・孵化後1週間経過すればヤマを乗り切りました。
後は死なないと思います。
---多分あること---
・脚の指に餌やうんちがくっついて団子状になります。
対処法は床に【強めに湿らせた】クッキングペーパーを敷き詰めて、足の団子をふやかします。
そして取り去ってあげます。
(こびりついた状態で無理やりに引っ張ると爪がはがれて、一生指無しうずらになりますので、そこは注意です)
-----------------------------------------------------------------
最後に
・うずらは検卵しない。直ぐに冷えて死んでしまいます。
・転卵は原発のウランを扱うようにそ〜〜と。
・ドアを出来るだけ開け閉めしない。
・死に篭り寸前の固体を助けるのは奇形や弱い個体のリスクがあるし、DNAも残してしまう。
 もしそのような個体が産まれたら隔離して繁殖させない
(もしメスであれば食用の採卵用と割り切り、モズク酢に卵を入れて食べる。)
(おまけ)
・うずらの体温は高温なので、細菌は増殖しません。(鳥インフルエンザが人間に感染しない由縁です)怪我などした場合も抗生剤は使う必要はありません。オロナインで十分です。
・お気に入りの一羽が居ましたら他の雛と一週間は一緒に過ごさせて、急に引き離して隔離しましょう。
散々遊んであげれば手乗りになります。
・経験上ですが、ケチって鶏の餌(ホームセンターで20kg1050円等)ばかり与えていると肝臓がフォアグラになり歩けなくなります。雑草でいいので刻んで食べさせましょう。
・面白い実験
いじめっ子のうずらが居たら、マジックで脚の指を黒く塗って見ましょう。
いじめっ子がいじめられっ子になり、群れの中が平穏になります。 ※転載大歓迎。

Q&A

Q・初めて飼育しますが、難しくありませんか?
A・一般的な小鳥を飼育する程度ですのであまり心配は要らないと思います。

Q・孵化に関してですが、高額な孵化器を買わなければ孵化は出来ないでしょうか?
A・確かに孵化器を使えば成功確立が高まります。ですが自作や温冷蔵庫を使った孵化をしている方が多数いらっしゃいます。
弊社でも専ら温冷蔵庫を使用していますので、必ず孵化器を使わなければ成功しないとは言い切れません。

Q・孵化が出来ないので生体を販売して欲しいのですが?
A・誠に申し訳御座いません。弊社は動物取り扱い業の資格が御座いませんので福島県北保健衛生事務所の指示により卵の販売のみ行っております。生体をお求めの方は当ホームページにリンクされている業者様からのご購入をお勧め致しております。

Q・購入した有精卵が孵化しませんでした。
A・孵化は有精卵にのみ起こるイベントです。お送りした卵がすべて有精卵とは限りません。最悪の場合は全部無精卵の可能性も御座います。お送りする弊社としましても交尾を確認し、抜き打ちで孵化を行う事までしか出来ません。孵化機器の不具合の可能性が大きいので調整や修理をお勧めいたします。

Q・脚が開きっぱなしで歩けない子が産まれてしまいました。
A・ペローシスと言われる股関節の亜脱臼です。ツバメの巣から子が落とされているのを見ると殆どの雛がそうなっています。つまり本来であれば「淘汰」されるべき固体です・・・が、心情的にはペットですので助けてあげたいですね。治療法は2つあります。1つは両脚を医療用のテープで開脚しないように留めてしまう方法、もうひとつは滑って開脚をしてしまう事を防止するために目の粗いキッチンペーパーを敷材とする事。後者の方が簡単にできますのでお勧めですが、重度のものは獣医師に診察を受けてください。いずれにせよ治すのであれば小さいうちでなければ直りません

Q・怪我や病気の際に相談出来ますか?
A・獣医師法に基づき縫合や薬の処方はしませんが、一般的な対応方法はアドバイス致します。例えば脚の骨折等の場合、切開手術でのピンイング等は行えば違法ですが、添え木の変わりにストローを使ったり、シリンジ給餌のコツなどはお話出来ます(全てメール対応となります)

Q・沢山孵化させて見たいのですが
A・沢山の可愛い雛に囲まれてみたいですね。ですがここで現実問題として「全部きちんと管理出来るか?」とお聞きしたいです。5羽産まれれば、5つの命をあなた自身が守らなければいけません。ですのでQuail factoryでは少数(5個)でも販売しています。その場の勢いで沢山孵化させて後々可愛そうな事にならないように、計画性を以って孵化させてください。うずらは上手に飼育すれば8年間は生きると言われています。是非孵化から看取るまでの8年間、家族同様に仲良くして下さい。