うずらの有精卵販売

手動孵化器での孵化検証

Quailfactoryでは通常自動転卵装置の付いた孵化器を使用していますが、最近Amazonで販売されている孵化器できちんと孵化が出来るかどうかを検証してみます。

うずらの孵化器
写真の孵化器はAmazonで販売されている中国製の格安孵化器です。

Decdeal 7卵 ミニ デジタル 孵卵機 ふ卵器 透明 卵の孵化機 自動温度制御 チキンダックバード卵

日本国内で家電品の適合マークの「PSE」がありませんので、いわゆる「怪しい中華電化製品」なのですが、この機種は値段が安くて、相当数販売されているようです。

1.孵化器の観察
まずはAmazonで売っている中華孵化器をよく観察してみます。

中華孵化器の観察

中華孵化器観察

まずは外見なのだが、100均で売っている中華まんを蒸す「あの容器」を思わせる。
いわゆる「ちゃっちい」のだが、問題は中身だ。
接写しながら観察していこう。

中華孵化器観察

先ず目に付いたのは、ネジの錆びだった。
ぬぅ~・・・大丈夫なのか?

中華孵化器観察

ぴょこんと飛び出た黒い棒状のものが、サーモスタットのセンサーだろう。
昔のバイメタル式のセンサーと違い、この部分に関しての故障は無いと思いたい。

中華孵化器観察

台座がグラグラする。
物理的に、高さが5mm程違い、完璧に設計ミスだな。
でも問題は中身だ!

中華孵化器観察

さて、電源を入れてみる。
無事に電源が入るが、ファンの音が少し気になる。
タオルを敷けば少しは静かになったが、ちょっと待て!
ここには空気の吸い込み口がある。
ここを塞ぐという事は何かしらの冷却の阻害になるという事=火事の原因
危険なので少しの音は我慢。
危ない危ない・・・。

中華孵化器観察

下が駄目なら上がある。
毛糸の帽子を被せてみる・・・が、音は相変わらず気になる。

中華孵化器観察

気が付いた事がある。帽子を被せないと温度が上がらない。
(現在の室温19℃)
考えてみれば普通の孵化器は電気の出力が60w以上なのに対し、この機種は30w。
非力なのは何かしらのサポートが必要だろう。
今回の毛糸の帽子はそういった意味でストライクだったと思う。
昔のバイメタル式のセンサーと違い、この部分に関しての故障は無いと思いたい。
心配なのは転卵の際、蓋を開けると温度が一気に下がる訳だがその際の温度の再上昇までのタイムラグが怖い。
実際の温度の振れ幅(静置時)も常に+・-で1℃は常に不安定だ。
冬はもちろん、春先や秋口の孵化には相当な注意と本体の保温が必要だ。
仕様:
材質:プラスチック
温度:18〜40℃、調節可能
電圧:AC110V(US)
周波数:50Hz / 60Hz
電力:≦30W
卵容量:7卵
商品サイズ:15.5 * 15.5 * 15cm
商品重量:322g
パッケージサイズ:16.5 * 16.5 * 15.5cm
パッケージの重量:503g

次回は水を入れての検証と卵の投入をアップします。

中華孵化器の観察その後

中華孵化器観察

さて、いよいよ有精卵を投入となる訳なのだが、温度が本当に合っているは検証が必要だ。
現在の段階で約1℃の誤差がある。

中華孵化器観察

ならば1℃高く設定。
もうチョイ下げれば37.8℃だが・・・

なんとこの後、温度が全然上がらなくなりいつまで待っても22℃のままで作動停止。
分解し、ヒーター部分を見てみると、全然温度が上がってくれなかった。
∴検証終了。
検証の結果、故障しました(T_T)
例えば、一時的な故障で、修理すれば直るかもしれませんが、一時的な故障で孵化途中の雛が死んで、修理が効くかと言えば、一度死んだ命は修理出来ません。
やはり孵化器は信頼のおける製品を使うべきですね。
結果~
購入を検討している方、「止めたほうがいいですよ」
・・・これが見解です。
以上、粉飾なくレポート致しました。

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